難点を理解して治療

うつ病の治療の難点について

うつ病の治療には難点があります。治療の前に、どのくらい真面目に治療と向き合えるかは本人の性格や環境に拠るところが大きいという点です。 実際にADHDの方であれば、非常に真面目な性格をしていても、治療と向き合うことは難しいこともあります。途中で違うことを思い出したりして、志半ばで治療を別のものへと移行させてしまうケースもあるでしょう。 またADHDとは言わないまでも、意思の問題もあります。意思が弱いために、継続的な治療とならないケースがあります。うつ病は苦しいものですが、命にかかわるものではありません。それに本人がその症状を有利に使いこなしている場合は、薬物が効果的に作用するということはないでしょうし、そもそも真面目に薬を飲まないケースも少なくはないでしょう。

薬を別の意図に使うケースもある

薬を別の意図に使うケースもあります。 お酒と一緒に飲んだり、オーバードーズをしたりして、快楽を追求してしまうケース、またそれをインターネットで販売して利益を得るケースなど、色々とあるでしょう。 それを処方する側が事前に発見することはできませんし、かといって処方を渋るわけにもいきません。 オーバードーズは命を落とすケースもあり、決して見過ごせるものでもありませんが、事前の対処法が存在しない以上は、本人の自己責任という形で処方されるより他ありません。 その点において、うつ病患者の薬の誤った使用法や、それに付随する問題について、医師や薬剤師が責められるというのは少し酷なのではないでしょうか。 これらは本の氷山の一角で、うつ病治療の問題は非常に多岐にわたっていて一筋縄ではいかないのが現状なのです。